三河湾沿岸で絶滅危惧種のナメクジウオとスナガイを発見しました
(2017.5.20)
三河湾沿岸で2種の絶滅危惧種を発見し、「豊橋市自然史博物館第27号」で発表しました。また、今回の発見を紹介するミニ展示を行います。
■渥美半島先端でナメクジウオを発見
ナメクジウオ生息地として天然記念物に指定されている三河大島では近年まったく確認されていません。2016年5月、渥美半島先端の海岸で、ナメクジウオ1個体を発見しました。今回の潮間帯からの発見は非常に貴重です。
■三河湾沿岸で絶滅危惧種のカタツムリ、スナガイを発見
スナガイは、殻の大きさが砂粒ほどの微小なカタツムリです。愛知県から3か所しか確認されていなかったスナガイの新たな生息地が2か所確認されました。
【ミニ展示】
展示期間 平成29年5月20日~6月11日
内容 ナメクジウオやスナガイの標本を展示します
観覧料 無料(ただし総合動植物公園入園料 大人600円、小・中学生100円が必要)