ふれて楽しむ化石壁
 「ふれて楽しむ化石壁」は、イントロホールの壁側に4つのブロックに分けて化石を含む石材と立体の実物化石が取り付けてあり、皆さんを太古の世界へいざないます。
 化石ブロックは、先カンブリア代、古生代、中生代、新生代と大きく4つの地質時代の区分に対応しています。これらの卵形の化石ブロックにおいて、各時代の化石に触れたり、探したりすることができます。化石ブロックを構成する14種類の石材は、化石のいろんな断面が観察できます。断面からどんな種類のどこの体の部分が見えているか、そして何種類の化石が区別できるか挑戦してみましょう。


石材の種類と含まれる化石
A:ユーゴスラビア産大理石
B:ストロマトライト(中国産、先カンブリア代)
C:オルソセラスとアンモナイト(モロッコ産、デボン紀)
D:オルソセラス(モロッコ産、デボン紀)
E:フズリナなど(山口県産、ペルム紀)
F:フズリナなど(岐阜県産、ペルム紀)
G:アンモナイト(イタリア産、ジュラ紀)
H:巻貝など(スペイン産、ジュラ紀)
I:有孔虫、サンゴ、腕足貝など(イタリア産、第三紀)
J:二枚貝、巻貝など(沖縄県産、第四紀)

立体化石
1:直角貝、エンドセラス(スウェーデン産、オルドビス紀)
2:ウミユリ(岐阜県産、ペルム紀)
3:三葉虫、ファコプス(モロッコ産、デボン紀)
4:アンモナイト、ブラジリア(イギリス産、ジュラ紀)
5:アンモナイト(北海道産、白亜紀)
6:恐竜、エドモントサウルス=アナトサウルス
(アメリカ産、白亜紀)
7:二枚貝、フェラニエラ(岐阜県産、第三紀)
8:マンモス、マムーサス(オランダ産、第四紀)