貝類コレクションの寄附をいただきました
(2012.3.28)

 刈谷市在住の原田 一夫さんから、約60年間にわたり収集された貝類標本コレクションを寄附いただきました。豊橋市自然史博物館資料として保管し、展示などの教育普及活動および研究に活用していきます。

 今回寄附いただいたコレクションは、小学校教員のかたわら原田さんが国内および世界各地で採集された現生の貝類標本約40,000点です。オキナエビス類をはじめ、タカラガイ類、イモガイ類など美麗で展示に適したものが多く含まれています。また、採集地や採集年月日などのデータがしっかりしており、学術的にも貴重なコレクションです。

 このうち約100点を「新しく博物館に来た標本展」で公開中です(3月31日まで)。


▲館長から感謝状を贈呈いたしました(右:原田さん)

豊橋市自然史博物館の貝類収蔵資料について

 2011年3月31日現在、139,411点の標本を収蔵しています。この中には、高桑弘氏コレクション、山崎芳江氏コレクション、中山清氏コレクションという大規模なコレクションが含まれています。今回寄附いただいた標本を合わせ、国内でも有数のコレクションとなりました。

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