日本第四紀学会功労賞を受賞しました
(2008.9.12)

 自然史博物館は、去る8月23日、日本第四紀学会総会において、2008年日本第四紀学会功労賞を受賞しました。

 1988年の開館以来、日本第四紀学に関する展示や特別企画展など独自のイベントを開催し、日本第四紀学会及び第四紀学の発展に寄与したことが評価されました。

 自然史博物館では、「人類進化の時代」といわれる第四紀について、新生代展示室で紹介しています。人類の祖先アウストラロピテクスの頭骨や、ナウマンゾウ、ヤベオオツノジカの全身骨格などを展示しています。また、2006年には特別企画展「恐竜と生命の大進化」を開催し、70万年前の人類、元謀人の歯や類人猿シバピテクスの下あごの骨などを紹介しました。

※日本第四紀学会:第四紀(約260万年前~現在)を研究する学会。1956年設立。現会員数は学者や学芸員など約1800人。

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