愛知県産の新鉱物「浅葱石」を展示します
(2022.11.17)
愛知県内に住む愛好家が、新城市中宇利鉱山跡から浅葱色をした鉱物を発見しました。この鉱物について、東京大学物性研究所 技術専門職員 浜根大輔氏、京都大学大学院理学研究科 下林典正教授らのグループによる調査研究によって、未知の鉱物であることが明らかになりました。この度、この鉱物が国際鉱物学連合(IMA)により新鉱物として承認され、「浅葱石」と名付けられました。愛知県からの新鉱物発見は3例目になります。
自然史博物館では、浜根氏らのグループからこの新鉱物のCotype標本(※)の寄贈を受けましたので、新鉱物の展示と、講演会を下記のとおり開催します。
※Type標本(模式標本)は唯一指定されるもので、今回、国立科学博物館に収蔵されています。Cotype標本とはType標本と同一と言える他の標本を指し、寄贈のものは実際に分析に用いられました。
■展示
展示期間:2022年11月18日(金)〜2023年1月22日(日)
展示場所:自然史博物館入口付近
新鉱物発見を記念して記載者の浜根氏を招き講演会を開催します。
タイトル | 記念講演会「浅葱石と最近のいくつかの新鉱物」 |
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講師 | 東京大学物性研究所 技術専門職員 浜根大輔さん |
日時 | 2022年12月11日(日) 14:30〜15:30 |
ところ | 豊橋市自然史博物館 講堂 |
対象/定員 | 小学3年生以上/60人 |
参加費 | 無料(事前申込み必要) |
申込方法 | 申込みページ(外部サイトへジャンプします) 締切:12月10日(土) 9:00 ※申込締切以降は、電話で空き状況をお問合せください(締切以降の申込みは総合動植物公園入園料が必要) |
問合せ先 | TEL 0532-41-4747 |