豊橋市石巻自然科学資料館

 豊橋市石巻自然科学資料館は、市内東北部の石巻山中腹にあります。

 石巻山をはじめとする八名弓張山地の地質、動植物を紹介するため、昭和42年(1967年)に開館。平成13年(2001年)4月より豊橋市自然史博物館の附属施設となり、平成14年12月14日にリニューアルオープンしています。

 新しい資料館は、石巻山をはじめとする弓張山地へのハイキングや自然観察等のためのビジターセンターとしての機能を充実させたものとなっています。具体的には、東部丘陵を中心とした市内の航空写真、石巻山と弓張山地のおすすめハイキングコースの紹介、この地域で観察できる地質と動植物、野外において注意を要する動植物等について、やさしく解説しています。

 またハイキングガイドとして利用できる「自然観察路マップ」(右写真:無料)を用意していますので是非ご活用ください。休憩所としても利用できるよう、椅子や大型テーブルが設置されています。

石巻マップ

PDF (2.71MB)

ご利用案内

●開館時間/午前9時~午後4時30分
 ※開館時間外の屋上展望台への立ち入りはできません

●休館日/毎週月曜日(月曜日が祝日等の場合はその翌平日)

●入館料/無料

 ※こちらの施設には管理者が常駐しておりませんが、開館時間内はご自由にご観覧いただけます。

資料館の内部
資料館内のようす

資料館屋上からの眺望
資料館屋上からの眺望

 石巻山(標高358m)は、豊橋市のシンボルとして、またハイキングや自然観察の場として市民に親しまれています。石灰岩からなる山頂部には特徴的な植物がみられ、昭和27年(1952年)に国の天然記念物「石巻山石灰岩地植物群落」に指定されています。また、石巻山は陸貝の生息地としてもよく知られ、オモイガケナマイマイをはじめとした多くの貴重な種が生息しています。

石巻山の貴重な自然を守るために

山火事防止のため、喫煙はやめましょう。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
登山道以外の林床にむやみに入るのはやめましょう。

石巻山の遠景
石巻山の遠景


オモイガケナマイマイ
オモイガケナマイマイ

交通案内

●豊橋駅前5番のりばより豊鉄バス(豊橋和田辻線)で約30分、「石巻登山口」下車、徒歩約40分。

●豊橋市のコミュニティバス「柿の里バス」で「神郷」下車、徒歩約30分。

●石巻山中腹に無料駐車場(約30台)有り。

おねがい
*室内を汚さず、ゴミは持ち帰りましょう。
*利用に際しては、他の利用者の迷惑にならないように心がけましょう。
*展示物(博物館資料)の撮影、印刷物等への利用に関しては自然史博物館(0532-41-4747)へご連絡ください。