豊橋から発見された昆虫の新種
トヨハシヒメカタゾウムシを展示

(2016.1.21
)(終了)

 石巻山などに生息するゾウムシの一種が新種であったことがわかり、昨年9月に発行された学術誌「The Insects of Japan(日本の昆虫) Vol.4」で、森本 桂 九州大学名誉教授によりトヨハシヒメカタゾウムシとして記載命名されました。

 イシマキシロマイマイやジャアナヒラタゴミムシなど、これまでも豊橋市内で新種発見され、豊橋の地名を名前にもつ生物はありますが、名前(標準和名)に「豊橋」と名づけられたのは初めてです。

 豊橋市自然史博物館では、本種の発見者である名古屋市の井上晶次氏よりトヨハシヒメカタゾウムシの標本10点の寄贈を受けましたので、標本の展示を行います。

期間

1月23日(土)から (しばらくの期間展示します) 終了しました

場所 自然史博物館 自然史スクエア
観覧料 無料 (ただし、豊橋総合動植物公園入園料 大人600円、小中学生100円が必要)

トヨハシヒメカタゾウムシ Arrhaphogaster inouei Morimoto, 2015
体長:6.4-7.8 mm
分布:現在のところ、豊橋市石巻山と石巻本町の豊川河岸のみから知られる。
生態:成虫は4月の下旬に出現する。

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