アオマツムシ (2015.10.1)

 夕方になって暗くなると、街路樹のあちこちから「リーリーリーリー」という、うるさいくらい大きな虫の声が聞こえてきます。園内でも鳴いていますので、先日行われた「お~たむナイトガーデン」にお越しいただいた方は声を聞かれていると思います。これはアオマツムシというコオロギのなかまで、明治時代に中国大陸から入ってきたと考えられている外来種です。

 写真は、左上のオスが、右下にいるメスに向かって鳴いてアピールしているところです。

 木の上にいることと、色が葉っぱに似ていて保護色になっていることから、「声はすれども姿は見えぬ」ということも多いですが、ぜひ鳴いている姿を探してみてください。

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