タテジマカミキリ(2012.1.27)

 公園内に生えているカクレミノという植物の枝で、タテジマカミキリが越冬していました。タテジマカミキリは体長2cmほどですが、体の2倍くらいもある長い触角をもったカミキリムシです。枝の表面を削ってへこみをつくり、そこへすっぽり入って、枝をがっしりと抱えて越冬します。

 体の色や模様はカクレミノの色や模様とそっくりで、まさに「隠れ蓑」のような見事な擬態です。まずは特徴的な葉のカクレミノを探し、その枝を目を凝らして探してみてください。

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