台風後の虫たち (2009.10.8)

台風の被害

 10月8日の早朝、非常に強い台風がこの地方に接近し、大きな爪痕を残していきました。動植物公園内の木も倒れたり折れるなどしました。上の写真は、自然史博物館の裏に生えていたナンキンハゼです。

アオマツムシ

 落ちた枝などを片付けていたところ、木の幹にアオマツムシがいました。「リーリーリー」と大きな声で鳴く外来種です。樹上で生活しており、姿を見ることはあまりありませんが、台風の風を避けて低いところに降りてきたのかもしれません。

クダマキモドキ

 木の幹にはヒメクダマキモドキというキリギリスの仲間もたくさんいました。これも樹上生活者です。クダマキとはクツワムシのことで、姿が似ていることからこの名前がつけられました。

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