ボランティアが発見した新種のハチを展示します
(2022.4.26)
資料整理ボランティアとして豊橋市自然史博物館で活動する森下俊介さんが、神奈川県立生命の星地球博物館の渡辺恭平学芸員との共同研究で、ハチの新種2種を発見し、その研究論文が国際的な専門誌「Deutsche Entomologische Zeitschrift」に掲載されました(https://doi.org/10.3897/dez.69.80492)。
見つかった2新種は、いずれもハエの仲間であるヒラタアブに寄生するヒラタアブヒメバチ(ヒメバチ科)の仲間で、この仲間としては、日本で34年ぶりの新種発見となります。
〈今回発見された新種のハチ〉
Woldstedtius alpicola Morishita & Watanabe, 2022(左:オス、右:メス)
大室山(神奈川県)、大菩薩(山梨県)、御嶽山(長野県)、藤原岳(三重県)で確認されました 。
Woldstedtius punctatus Morishita & Watanabe, 2022(左:オス、右:メス)
神奈川県、新潟県、長野県、福井県、大阪府で確認されました 。
自然史博物館では、今回発見された2種の新種のハチの標本を下記の期間展示します。
期間 | 2022年4月28日(木)~5月29日(日) |
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場所 | 自然史博物館 自然史スクエア付近 |